入間つばさ会定期総会及び懇親会

総会

入間つばさ会は、6月11日(日)に「令和5年度定期総会及び懇親会」を狭山市のレストランニックスにおいて開催した。総会参加者は45名であった。
総会は、国歌斉唱に続き、昨年度の総会以降ご逝去された12名の会員に黙とうを捧げた。

総会において発言する浦山会長

総会冒頭の浦山長人会長挨拶では「昨今の国内外の情勢の変化等に伴い自衛隊を取り巻く環境は大きく様変わりしている。広報のあり方も次第に難しさを増す中、つばさ会はじめOB組織のあり方や現職自衛官とOBとの関わり合い方を見直すべき課題ともなっており、今後入間つばさ会も明確な目標なり目的をしっかり見定めていきたい」旨の発言があった。挨拶に続き議案の審議に移った。

議事進行に当たる萩原事務局長(中央)

第1号議案の「令和4年度業務報告並びに決算報告及び監査報告」は、萩原米雄事務局長の報告に続き、中野正治監事から事業及び予算の執行は適切に行われているとの報告がなされ、賛成多数で可決承認された。業務全般の報告において昨年10月に新規事業として入間基地展示機の清掃を行ったことが紹介された。令和4年度末の会員数は正会員387名(前年度比15名減)、準会員3名(増減なし)、個人賛助会員1名(増減なし)及び法人賛助会員6社(増減なし)であることが事務局から報告された。
第2号議案の「令和5年度業務計画案及び予算案」の審議において、業務計画案の報告においては今年も会員相互の親睦を深めるための事業として同好会活動及び基地行事への参加に加え、入間基地展示機の清掃を計画する他、会員が軽易に参加できる横須賀地区研修を11月に企画することが報告された。次に各同好会活動の成果報告及び年度決算報告がなされた。予算案については事業計画に沿った支出予算であることが報告された。各内容はいずれも賛成多数で可決承認された。
第3号議案の「役員人事」では、浦山長人会長及び中野正治監事の再選と新井洋一副会長、梅木良寛副会長及び萩原米雄事務局長の再任が賛成多数で可決承認されると共に、中西一敏理事の監事兼任、平川善人理事(監事から)、早坂正理事及び武藤茂樹理事の新任、迫本智佳理事の退任、並びに同好会各部長全員の再任が報告された。
総会の最後に、米寿会員となられた蒲原勝氏、古井徳松氏、小堀昭治氏の3会員に記念品としてお祝いTシャツを浦山会長から贈呈すると共に、新入会員で総会参加者の4名の自己紹介を行い総会は終了した。

懇親会

総会に続いての懇親会は、会員約60名、入間基地所在部隊長及び准曹士先任等総勢20名の現役隊員を含む総勢80名を超える方々が参加した。冒頭、浦山会長の挨拶にて4年ぶりの開催となった本懇親会への現職自衛官の参加に謝意が表せられた。引き続きご来賓の中空司令官坂本浩一空将及び入間基地司令小野打泰子空将補から最近の現役の勤務状況等を中心にご挨拶をいただくと共に、ご参加いただいた入間基地所在部隊長等及び部隊准曹士先任が紹介された。

入間基地司令 小野内 泰子 空将補のご挨拶

懇談開始にあたっての乾杯は、参加会員のなかで最高齢であり、96歳になられても意気軒高な高崎啓一郎会員のご発声で懇談が開始された。現職自衛官とOB並びにOB相互に久し振りに開催された懇親の場に喜びやお互いに顔の見える関係や意見交換の大切さを認識することができ、懇親会の意義を改めて肌で感じつつ大いに盛り上がった。懇親会を終わるにあたっては恒例となった隊歌合唱として航空自衛隊歌「蒼空遠く」を全員で合唱し、新入会員で最年少である宇野文祥会員の一本締めで終了した。

最年少の 宇野 文祥 会員の一本締めで終了