入間つばさ会 日本酒蔵元研修
入間つばさ会(会長:武藤茂樹)では、3月1日に埼玉県飯能市の五十嵐酒造㈱で蔵元研修を実施しました。武藤会長を始め会員16人とご家族2人に加え、今年から個人賛助会員となった小菅さんも参加され、総勢19人での賑やかな研修となりました。

当日は、飯能駅に集合後、徒歩で五十嵐酒造へ移動。研修では、五十嵐酒造の社長自らが、日本酒造りの工程やこだわりについて詳しく説明してくださいました。原料となる酒米は全国各地から調達し、吸水率の管理やナノバブル洗浄など最新技術を取り入れる一方で、伝統的な製法も大切に守られています。また、重労働を軽減するためクレーンを導入し、女性従業員も活躍できる環境を整える工夫など、時代に合わせた酒造りの変化についても学びました。

研修のハイライトは、蔵元こだわりの日本酒の試飲会です。蔵出しされたばかりの新酒を含む数種類を味わい、その奥深い風味を堪能しました。小菅さんは、雛祭用に希少なピンク酵母で造られた「MOMO」を購入し、「皆さまが親切で、とても楽しい時間を過ごせました」と感想を寄せられました。
参加者からは「酒造りの知識が深まり、日本酒をより一層楽しめるようになった」「五十嵐社長の丁寧な説明に感謝」といった声が寄せられ、充実した学びの場となりました。

今回の研修を温かく受け入れていただいた五十嵐酒造の社長に心より感謝申し上げます。伝統と革新が融合する日本酒造りの奥深さを学び、参加者一同、日本酒の魅力を改めて実感する貴重な機会となりました。
文 : 入間つばさ会 理事 畑中 富雄
撮影 : 入間つばさ会写真部 副部長
若林 弘勝