入間修武太鼓への「鬼の面」及び「飾り八巻」の作成

–  後輩隊員の激励のために -

入間つばさ会 理事 渡久地 朝夫

 私は工芸が趣味で、これまでにさまざまな作品を製作してきました。昨年より、あるきっかけで「面」作りを始めました。そのきっかけは、昨年の入間基地納涼祭で修武太鼓の演奏を聞いたことでした。修武太鼓の皆さまが、入間基地やその周辺だけでなく、海外にも招かれて演奏活動を行っていると知り、非常に感銘を受けました。

 このように幅広く活動されている「入間修武太鼓」の皆さまに、私の自作の面を使っていただけたらと思い、面作りに取り組むことにしました。

 制作にあたっては、入間つばさ会の理事会で趣旨を説明したところ、満場一致でご理解をいただきました。こうして、私が作った面は日ごろから入間基地の活動を支援する入間つばさ会として修武太鼓にお渡しすることが決まりました。

 本年の納涼祭にはぜひ使っていただきたいと思い、「赤鬼・青鬼の面」と、女性部員の頭を飾る「飾り八巻」8人分も合わせて製作しました。

 納涼祭当日、修武太鼓の皆さまが鬼面や飾り八巻を身につけて演奏している姿を見て、ほっとすると同時に、私の作品を温かく受け入れてくださったことに心から感謝しました。

 演奏後には記念撮影を予定していたものの、当日は時間が足りず、撮影は11月3日の入間航空祭で行うことにしました。そして、入間基地司令・佐藤空将補、入間つばさ会・武藤会長、畑中理事、撮影担当の永田理事をはじめ、航空祭で迫力ある演奏を披露した太鼓部員の皆さまたちと和やかに記念写真を撮ることができました。

中央左・佐藤基地司令、その右・武藤入間つばさ会会長、前列左端、著者
制作した「赤鬼・青鬼の面」と入間修武太鼓部員

 この機会を通じ、現職の皆さまとの絆がさらに深まるとともに、入間つばさ会のOB達の後輩を思う気持ちを広く知っていただければと思います。つばさ会が現職隊員の活動を積極的に応援していることを、つばさ会の新聞やホームページを通じて、多くの隊員や会員の皆さまにお伝えできるようにしたいと考えています。今回のお面製作の主な目的もそこにあります。