つばさ会入間支部、陸自富士学校研修の日帰りバス旅行を実施
つばさ会入間支部では、10月15日に陸自富士学校への日帰りバス旅行を開催しました。会員および同伴者38名を乗せたバスは、朝8時30分に西武池袋線の稲荷山公園駅を出発。渋滞もなく順調に走行したため、早めに一般道に降りて富士学校に向かいました。
到着後、広報館に案内され、富士学校広報班長から概要説明を受けました。
富士学校は1954年(昭和29年)に、各地にあった普通科学校、特科学校、機甲特別教育隊を統合して設立されました。陸自では職種ごとに全国各地に学校がありますが、いわゆる普特機と呼ばれる3職種は相互に緊密な連携が必要なため、統合設置されています。現在、年間約1500名(幹部課程では約700名)の課程教育を行い、富士訓練センターでの部隊訓練を年間約20回実施しています。
このような説明の後、参加者から多くの質問が寄せられ、富士学校研修への熱意が感じられるスタートとなりました。概要説明の後は、広報館内の資料館や屋外展示の旧装備品を見学し、集合記念写真を撮影しました。
昼食はサバの味噌煮込みの部隊喫食で、参加者の皆さんは舌鼓を打ちながらほぼ完食していました。
午後からは実弾射撃訓練の様子を見学しました。当初の計画では戦車の実弾射撃見学を予定していましたが、朝の天候が良く、だんだん悪化する見込みだったため、午前中に戦車の実弾射撃訓練が終了していました。したがって、実際に見学したのはBOC課程の小銃射撃訓練でした。
小銃射撃訓練見学をもって富士学校研修は終了し、忍野八海でしばらく散策した後に帰路に就きました。帰路では圏央道の車両事故による渋滞に巻き込まれ、2時間以上も到着が遅れましたが、参加者からは「また参加したい」という励ましの言葉をいただきました。来年も有意義な研修を企画したいと思います。
(記事:研修旅行担当理事 根石正敏)
(写真:準会員 小田部 哲哉)